白熱の「第3回 風船バレーボール大会」

[あったまぁる山]

先日 風船バレーボール大会が開催されました。

2021年9月の第一回から始まり、早いもので今回で3回目となりました。

開会式にて選手宣誓。話す言葉も前日から考え練習してきてくれました。

緊張がこちらにも伝わりましたが、しっかりと立派にやりとげてくれました。

いつの間にこんなに立派になったのでしょう。子供の成長は早いものです。

ルール説明、優勝カップ返還が終わりいよいよ試合開始です。

一生懸命ボール(風船ですが)を追いかける姿に、周りの児童も応援に熱が入ります。

みんな負けるのは嫌なものです。なので参加はしたくないって言っていたお友達が

当日急遽 勇気を出して参加してくれることになりました。

相手に点を取られると涙をこらえながら、一生懸命ボールを追いかけています。

きちんとルールも守り、負けても怒らず、相手を認めることができました。

午前中で予選リーグが終わり、お昼休憩。

トーナメント表を見て次は誰と戦うんだろう。と、次の試合が気になりソワソワしている子、負けちゃったーと悔しそうな子。

敗者復活戦もあるので、午後の試合の為にしっかりと食べ、頑張るぞ。と気合を入れていました。

ドキドキの午後の試合。

予選トーナメントで勝ち上がった同士で戦うので、学年の差も出てきてさらに、みんなからの緊張が伝わってきました。

職員は審判をやりながら、涙が止まらなくなってしまい、笛が吹けなくなってしまいました。

職員「頑張るってこういう事だね」 児童「、、、(頷く選手)」

どちらも勝たせてあげたい。みんながそう思っていたと思います。

その気持ちが大きな拍手や言葉になって、頑張ったお友達に声をかけていました。

「よく頑張ったよ!凄かったよ!」「ボールよく拾ってたよ!」

そんな言葉が溢れる療育室で、しばらく涙が止まりませんでした。

優勝カップに新しいリボンが付き、優勝したお友達の名前が入りました。

「僕は今回の参加で最後になるのかなぁ。この名前がずっと残ってくれたらいいな」

少し寂しそうに話してくれました。

応援を頑張って、負けた子を励まし、負けた時は悔しくて自分も泣いて、でも切り替えて勝者を讃える。

本当にみんな偉い!

どんどん大きくなる子どもたち。これからもたくさんの感動を与えてくれる事でしょう。

ありがとう。